「リニューアル2008 コレクション展示」@川村記念美術館
「リニューアル2008 コレクション展示
川村記念美術館「絵画の森」。レンブラント、印象派、現代の巨匠たち」展
川村記念美術館にて 
2008年8月31日(日)まで

開館から18年の今年、増改築工事を終えてリニューアル・オープンした川村記念美術館
展示面積が約1.5倍になったという。
新築の、バーネット・ニューマンとマーク・ロスコのための部屋が圧巻。
ともに、20世紀アメリカの抽象表現主義を代表する作家。

ニューマンの部屋には、「アンナの光」という大作が1点。
深く不思議な赤と白の大画面の左右両側に、大きくガラス窓があり、
アイボリー色のカーテンを通して日光が優しく降り注ぎ、美術館敷地の美しく広がる緑の風景が透かし見える。
鮮やかでがっしりとした作品と、柔らかな風景を切り取った窓の対比が印象的。
明るい自然光との柔らかな調和。
ただのホワイト・キューブで見るより、ずっと魅力的な舞台装置になっている。

ロスコの部屋は床は黒い板張り、赤を基調とした重厚な作品が各壁面に並ぶ。
部屋は薄暗く、空気がひんやりと沈んで、大きな動物の胎内にいるような感じ。
とても精神的な部屋。
9月からはロンドンのテイト・モダンでのロスコ展へ貸出しが決まっているそうで、
本展の会期が終わるとこの部屋はいったん閉鎖されるとのこと。

レンブラント、モネ、光琳、ブランクーシ、ウォーホル、エルンスト…
非常に幅広いラインナップだが、やはり上記の2部屋が白眉だったと思う。

東京から、電車だとちょっと不便だが、車ならドライブ気分で程よい距離。
庭園も見事。でもこれからの季節は、歩き回るにはちょっと暑いかも。

kawamura0

kawamura1
2008-07-07 08:27 | 展覧会 | Comment(0) | Trackback(0)
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